皆さん、こんにちは!
NPO法人日本酵素栄養学協会 関西支部局の大滝(持田)蘭子です。
気が付けば今月でエンザイム・ニュートリション・マスターコース京都会場は終わり。
2か月に一度の勉強、宿題、とても大変だったことかと思います。でも、もうこれで終わりなのか、と思うとやっぱりさみしくなりますね。え?そうでもない?(笑)
今回のメルマガは
腸内環境と酵素の関係についてです。
前回のメルマガで、体内酵素は消化酵素と代謝酵素に分かれ、消化に酵素を使い過ぎると代謝に酵素が回らなくなり老化や病気の一因になること、私たちは食物酵素しか補給することができず、代謝酵素は食事からは補給することができないため、体内酵素を大切に日々過ごすことが大事だということをお伝えさせていただきました。
では、腸内環境はこの体内酵素とどう関わってくるのでしょうか。
私たちの腸内には何百種類以上もの細菌が住んでおり、重さにすると実に1.5キロもあるといいます。
そして人間にとって有益な生産物を生み出す細菌を善玉菌と呼び、有害な生産物を生み出す細菌を悪玉菌と呼びます。どっちつかずの細菌は日和見菌です。
私たちの腸内環境が善玉寄りの時、私たちの腸内では自分で生み出すよりも多くの代謝酵素をこの善玉菌たちが生み出してくれています。酵素だけではなく、ほかの栄養素までも生み出してくれているのです。
前回のメルマガでは『代謝酵素は補給することができない』とお伝えしましたが、実は腸内細菌を善玉寄りに整えてあげるだけで私たちはこの腸内細菌の善玉菌から代謝酵素を補給することができるのです。
腸内環境を整えてあげることは、健康を育むうえでとても大事なことなのだということが分かりますね。
では腸内を善玉寄りに整えてくれる食べ物って何でしょう?
そうです。酵素食です。
生のお野菜・果物・醗酵食品。そして精製されていない穀物。これらをもとにして善玉菌たちはせっせと増え、増えるときの副産物として酵素やその他の栄養を生み出してくれています。
食物酵素を補給しながら、腸内環境を善玉寄りに整える。
これが健康を培う上で大切なことなのです。
健康な腸内では
○便が臭くない!
○便がしっかりした形!水に浮く!
○便の量が増える!
○オナラが臭くなくなる!良く出る!音が鳴る!
ということが起こります。
便は『お便り』と書きます。
毎日のお便りを楽しみに、これからも楽しく美味しく健康に、酵素栄養学とともにお過ごしください!
最後までお読みくださりありがとうございました。
大滝(持田)蘭子