みなさん、こんにちは!
NPO法人日本酵素栄養学協会の滝野です。
今回は長寿ギネスのお話です。
長崎県に長崎ペンギン水族館があります。
ここはペンギンの種類も多く、飼育方法にも独自のノウハウを持ち、
世界的にも注目されている水族館のひとつです。
ペンギンの水族館での寿命は世界的にみても20年くらいなのですが、
この水族館に2002年まで生存していたキングペンギンの「ぎん吉くん」は39歳9ヶ月15日も生きました。
この記録がペンギン世界長寿ギネスとして登録されています。約2倍の寿命を記録したのです。
ぎん吉くん以外にも「フジ」という名前の皇帝ペンギンもここに来てから28年も生きたそうで、
この種の飼育世界記録を持っています。
ではなぜこんなに長生き出来たのでしょうか?
エサは世界共通の生の魚で同じです。
そうです、えさの与え方を変えたのです。
一週間に一日断食日を設けました。
一日だけなにも食べない日を作ったのです。
これだけ。
この食事法に変えてから長崎ペンギン水族館のペンギン全てが病気になりにくくなり、
そして寿命も延びたのです。
この仕組みを解説します。
ペンギンの(私たちの)体は潜在酵素(体内酵素)という元の酵素がありこれが消化酵素と代謝酵素に分かれます。
そしてこの潜在酵素の生産量は一日一定の量しか出来ません。
断食をすると、食べ物を消化する消化酵素をあまり使わなくてすむので、代謝酵素が温存出来て代謝機能がアップします。
特に内臓の機能回復、免疫力の向上、毒素の排泄などが進み、体の機能が一気に修復出来ます。
これがぎん吉くんの寿命を延ばしたのです。
みなさんも週一日とはいいませんが、月一日でも断食することをお勧めします。
月一日も無理という人は、朝はスムージー、昼、夜はフルーツと生野菜のみにするとか、生のものだけを食べる日を作りのも良いでしょう。
生の物は生きた酵素を含むので、自己消化と言って自分で分解(消化)してくれます。だから消化酵素をあまり使わずにすむのです。
みなさん一度だまされたと思って一日酵素断食を習慣化してみてください。
わりと簡単に健康が手に入るかもしれません。