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2016.10.05

学会報告


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皆さん、こんにちは!
理事長の矢澤です。

9月21日から24日まで、アメリカ ロサンゼルス近郊のアナハイムで行われました学会に参加しました。

全米各地と世界から約800名が参加しましたが、7割以上はドクターとのことでした。

 

がん発症とたんぱく質摂取の関係を解明されたコリン・キャンベル博士や、心臓病の権威として知られているコールドウェル・エセルスティン博士をはじめとする、ナチュラルハイジーンの先生方がレクチャーされました。

 

朝8時に始まり、夜9時までと長時間ですが、昼食も夕食も同じ会場で、ほとんど果物と新鮮な生野菜という内容でした。酵素ファスティングでは、ドレッシングに味噌や醤油、お酢を使いますが、豆腐を細かくして入れたドレッシングが印象的でした。

 

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この度、オートファジーの研究で大隅良典教授がノーベル賞を受賞されました。
同じ日本人として大変誇らしく思い、心からお祝い申し上げます。この研究は、酵素栄養学の普及にとっても素晴らしい影響をもたらすと確信しています。

オートファジーの遂行には、反応を触媒する代謝酵素が不可欠なのです。すなわち、断食をすれば消化酵素が不要になり、オートファジーを促進し病気の改善、健康維持に寄与することが科学的に証明されたことを意味するからです。

千島学説とエドワード・ハウエル博士の酵素栄養学が、科学的に証明されるきっかけとなったと言ってよいのではないかと私は考えています。

特に1954年発表の千島学説第2原理、「組織の可逆的分化説(飢餓・断食時には体細胞から赤血球へ逆戻りする)」を証明しています。

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オートファジーの電子顕微鏡像
(上段)栄養飢餓状態のマウス胚性幹細胞(長浜バイオ大学 山本章嗣博士撮影)
(下段)栄養飢餓状態のマウス線維芽細胞(東京医科歯科大学 岸千絵子博士撮影)

多くの人たちは、人はたんぱく質で出来ているので、肉を食べないと丈夫な身体が造れないとか、力が出ないなどと思い込んでいます。

 

例え上質で栄養豊富といわれる肉を摂取しても、十分に消化されなければ小腸吸収細胞の絨毛から吸収されず、吸収されなければ人体の栄養になり得ません。

それどころか、未消化のまま大腸に達しますと37℃という高温にさらされ腐敗し、様々な毒素を発生します。

これが病気の主な原因になっていることを知っていただきたいのです。

 

オートファジーの研究で明らかにされたように、人体内の細胞を形成しているたんぱく質は、70~80%がリサイクルされていることが分かっています。

また、植物性食品から人体に必要なアミノ酸を十分摂取することができることは、ナチュラルハイジーンの先生方の研究によって解明されています。

 

千島学説は、現代の生物学や医学では認められていませんし、日本では酵素栄養学も生物学者や医療関係者に浸透するに至っておりません。

しかし、プラントベース・ホールフード・ローフードの食事が、健康の維持増進、病気治癒に大きく貢献する事実は、疑いの余地がありません。

 

健康のためにまた予防医学の見地から、是非、プラントベース・ホールフード・ローフードの食習慣に変更する挑戦を試みることをお勧めします。

 

 

 

 

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