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2017.01.23

ニュートリションマスターコース始まりました!


 

皆さん、こんにちは!
NPO法人日本酵素栄養学協会 関西支部局の大滝(持田)蘭子です。もうそろそろお正月気分も抜けて、日常に戻られている頃でしょうか。私個人は先週2泊3日で酵素ファスティング(断食)を行い、お正月の内臓の疲れを取りました。このように心と身体の「リセット」としてファスティングを利用するのもいいですね。

さて、2017年1月15日、大雪に見舞われながらも「エンザイム・ニュートリション・マスターコース」第1回目京都講座が無事終了いたしました。足元の悪い中いらしてくださった先生方、受講者の皆様、本当にありがとうございました。記念すべき第1回目の講座内容は「人と酵素」。酵素って何?発酵食品って?そして、人との関わり合いは?そんな話を濃く深く、しっかりと学んでいただきました。

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この講座の素晴らしいところのひとつは体験型の宿題が出るところです。受講者の皆さんの答えが違ってくる。でもそのすべてが正解。疑問・不安はきっと何度も繰り返し復習・体験されることで「ああ、そうか!」という確信・安心に変わるはずです。

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これから長い時間をかけて、ゆっくりじっくり、楽しく酵素栄養学をともに学びましょう!

今では講座を開催する側のスタッフをさせていただいている私ですが、酵素栄養学の勉強を始めたのは6年ほど前。それまでは酵素という言葉は洗剤や高校の生物のイメージでしかありませんでした。そして私は物心ついた時からアトピー性皮膚炎。そんな私が勉強を始めたきっかけは「ダイエット」でした。アトピー改善じゃなかったんかい(笑) そう、その頃の私はアトピーと酵素に関係があるなんて微塵にも思っていなかったのです。ふってわいてきたアトピーが、たまたま私にやってきたと。

皆さん、腸には小腸・大腸合わせて約8割の免疫があるということはご存知ですか?今ではもう定説になっているこの知識も10年前はメジャーではありませんでした。そして私がこの酵素栄養学の講座で初めて知った「リーキーガット症候群」という言葉。英語で書くと「Leaky Gut Syndrome」。略すと「LGS」。漏れやすい(Leaky)消化器官(Gut)症候群(Syndrome)という意味です。つまり何らかの原因で超粘膜が炎症を起こし、この免疫機能が壊れてしまっている状態のことを、言います。私たちの身体はちくわのように、腸は実は「外」です。腸は体内に栄養を取り入れる大切なお役目があるわけですから、外界のバイ菌を体内に一緒に取り込んでしまわないようしっかり免疫を働かせてくれているわけです。だから私たちはいつも健康を保っていられる。
しかしリーキーガットは腸が炎症を起こし免疫機能が働いていない状態。つまり穴が開いた状態。外界と体内をへだてる扉がつねに開いている。ということは、バイ菌入り放題。そして消化が完了していない未消化物だって入り放題。そんなものが血管の中に侵入してきたら、血管パトロール隊の白血球たちは大パニックです。バイ菌はやっつけなくてはならないし、未消化物はいつもの栄養に似ているけど見たことないからやっぱり攻撃。じゃあ、白血球の攻撃する武器って何だと思いますか?
そうです。「活性酸素」です。この活性酸素を出して出して出しまくるから、気が付いた時には焼け野原。そうです。前回の山口先生のメルマガ。焼け野原系。正常細胞も流れ弾をくらって炎症起きまくり。
実はこれがアレルギーの原因なのです。私のアトピーもこのリーキーガットが原因でした。それを証拠に、酵素ファスティングを3日行うと症状は劇的に改善します。
このように腸は人間の健康を左右するとても大切な器官。
では、このリーキーガットの原因は?未消化物を作らないためには?これが酵素と深くかかわってきます。
と、いうことで、そのあたりのお話は、また次回以降のメルマガで!
「エンザイム・ニュートリション・マスターコース」ではもっともっと興味深いお話を専門の講師から直接聞くことができます。ご興味のある方は是非一緒に学びましょう!
最後までお読みくださりありがとうございました。
大滝(持田)蘭子

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