『ファスティング(断食)のスゴい効能!』の最終回

2018年09月27日

皆さん、こんにちは!
NPO法人日本酵素栄養学協会・関西支部局の大滝(持田)蘭子です。

 

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今回のメルマガは、『ファスティング(断食)のスゴい効能!』の最終回、ファスティングが身体にもたらす様々な効果と好転反応(副反応)についてのお話です!

前2回のファスティングの効果のメルマガで、ファスティングがどういうもので、どんな過ごし方をすればよいかということは大体理解していただけたかと思います。
では、ファスティングがあなたの身体にもたらしてくれる様々な効果って、何でしょう?
そして、好転反応(副反応)って何でしょう?
今回はそのメカニズムを紐解いていきましょう!

ファスティングとは、いったん食事(特に炭水化物)をストップし、タンパク質からは糖新生、脂肪からはケトン体を作りだし身体を動かすエネルギーにすることで、

そこに溶け込んだ脂溶性の毒素もエネルギーとして身体の外へ排出することができる最短で最大の効果をもたらしてくれるデトックス方法だということはお伝えさせていただきました。

この毒素は宿便のもとです。
皆さん、宿便って大腸などの腸壁にこびりついているイメージがありませんか?排水溝にベタっとついているような、あんな感じで。
だから、腸内洗浄やコーヒー浣腸などで宿便を洗い流す!という健康法も流行っているのだと思います。
でも、本当は違うんですよね。
宿便って、実は『私たちの細胞ひとつひとつに分けて溜め込まれている』んです!
私たちの細胞は60~120兆個あるといわれていますから、一つ一つの細胞から毒素を取り出すなんてこと、できません。

だから、腸内洗浄やコーヒー浣腸では宿便を排出することなどできないのです。

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そして、もう一つ。
タンパク質の害です。
タンパク質は身体を作る基本的な栄養素ではありますが、このタンパク質が多量摂取されることにより体内にアミン類も多量に生産されてしまいます。

(未消化が腸内腐敗することにより、本来アミノ酸に分解されるはずがアミン類に分解されてしまうという説もあります。)

これが食品添加物である亜硝酸塩と反応すると、発がん性物質であるニトロソアミンが出来上がります。
厚生労働省が推奨する18歳以上のタンパク質摂取量は男性60g/日、女性50g/日です。
どうですか、皆さん。この量、多いと思いますか?少ないと思いますか?
それはさておき、過剰に摂取されたタンパク質は窒素からアンモニアに変わり、これは肝臓で人体に無害な尿素に変えられ、腎臓で尿として体外に排出されます。
日頃タンパク質の摂取量が多ければ多いほど、肝臓と腎臓は疲労しています。
また、人体にはオートファジー機能(※1)が備わっており、1日に約200gのタンパク質を合成していますが、そのうちの130gはリサイクルアミノ酸です。

細胞内に蓄積している、古くなって機能が低下したタンパク質や壊れたたんぱく質、外部から侵入したウイルスやバクテリアも分解し、その結果得られたアミノ酸を利用して、生命維持に必要なタンパク質を新たに合成し、いつも細胞内はクリーニングされています。
実は体内にはアミノ酸は足りているのです。オートファジーが機能する十分な代謝酵素がないだけなのです。
さて、そこにさらに追い打ちをかけるように新たなタンパク質が食事で流れ込んできたら?
体内でどんなことが起こっているか、これはもう想像するに容易いですね。

上記の症状は『慢性倦怠感』『老化現象』として表に出てきます。

ファスティングは、そんな一つ一つの細胞から『自然とエネルギーとして毒素が排出される』ように、体のメカニズムをうまく利用したデトックス方法です。

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ファスティングをすると、これらが一気に解決することで症状が改善します。言ってしまえば根っこの部分が変わるので

・毒素排泄による細胞便秘の解消
・代謝機能の向上
・内臓(消化器)を休める
・腸内環境改善
・微小循環改善
・各種生活習慣病の改善

が望めるのです!

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ただ、毒素は細胞の中に分けて溜め込まれていますから、ファスティングをすることでその毒素が60~120兆個もある細胞からいっきに引っ張り出されるということは、良いといえば良いのですが、
その毒素がすべて脂肪酸と共に血中に流れ出るということでもあります。さらに腸はお休みしているので熱産生も少ない。
普段とは全く違うエネルギー代謝に切り替わっているため、ダルい、冷える、頭痛、体が痛い、ぼーっとするなどの症状が出ます。これが好転反応(副反応)です。この反応は、普段の生活が乱れている人ほど起こりやすいと言われています。
ちなみに、私が以前夫と共に参加したファスティング合宿では、2日目の夜に我慢できず嘔吐するほどの好転反応(副反応)に襲われました。そしてその横で夫はなんと39度の熱を出して寝込んでいました!二人そろって重い好転反応に苦しむのも、同じ生活習慣のなせる業と証明したようなものですね(笑)

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これら好転反応(副反応)の対処法は、

・糖を摂る→解糖系からエネルギー補給
・クエン酸を摂る→クエン酸回路を回しエネルギー補給
・温める→下がった体温を上げることで循環を良くする
・水を飲む→血中に入った老廃物の排泄を促進し薄める

などなど!

断食だから、糖はとっちゃダメ!なんて厳しく考えず、果物なども上手に取り入れながら、好転反応(副反応)を上手に逃がしつつ、楽しく健康ライフを送ってくださいね♡

さてさて、3回シリーズでファスティングについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
酵素栄養学においてファスティングは不可欠!といっても過言ではないぐらい大事なものです。
ただ、何度もお伝えしているように、『これ』をするから良くなるのではなく、『どんな』あなたがそれをするか、の方がずっと大切なのです。

だから、これからも楽しく美味しく美しく健康に、酵素栄養学とともにお過ごしくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました。
大滝(持田)蘭子

 

 

(※1)オートファジー機能…オートとはギリシャ語で「自分」を意味し、ファジーとは「食べる」を意味する。日本語では「自食作用」。細胞の生命維持に必須なたんぱく質を合成する材料である栄養素のアミノ酸の供給が飢餓や断食などで中断された場合、細胞内の物質をランダムに分解し必要なアミノ酸を確保する機構のこと。東京工業大学科学技術創成研究院の大隅良典栄誉教授は酵母を用いて、オートファジーの全容を光学顕微鏡(肉眼)で初めて観察し、電子顕微鏡でその過程を解明。その翌年からオートファジーにかかわる遺伝子の特定に取り掛かり、14の主要な遺伝子「ATG(AuTophaGy)遺伝子」を発見し、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞。


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