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2017.09.04

瞑想


こんにちは~! 松村です。

 

9月になりました。

関東では今年の夏は曇りや雨ばかりで、夏らしさの少ない夏だったので、夏大好き人間さん達にはちょっと物足りなかったかもしれませんね。

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか、酵素食生活は順調でしょうか。

 

さて、私の回では酵素栄養学から少し離れて、心と身体を整えるボディワーク(身体技法)とそれに関連したことを中心に徒然なるままに書いておりますが、今回は瞑想について書かせていただきます。

 

 

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. 瞑想とは

 皆さんは瞑想というと、なにを想像されるでしょう。瞑想という言葉を聞いたときにどういうイメージが湧いてきますか。
多くの方は眼を閉じて足を組んで座り、色々なことを考えたり想像したり、もしくは逆になにも考えない無念無想の境地になったりする姿を想像されるかもしれません。
また、宗教やヨガ等の修行を連想される方もあるかもしれません。

 

広辞苑では「目を閉じて静かに考える事。現前の境界を忘れて想像をめぐらすこと。」とあり、
ウィキペディアでは「何かに心を集中させること。この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、
絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。」とあります。

要するに一口に瞑想と言っても、その目的も内容も様々だということです。それぞれのやり方や流派の中にはそれぞれの奥義が存在します。ですから、これこそが本当の瞑想だと言えるような唯一のものは無いということをご理解ください。

皆さんがやってみる場合、まずは心身の健康に役立つ有効なテクニック、健康法だと考えていただければ良いかと思います。

 

私達は毎日やるべきこと、考えるべきことに追われ、恐れ、怒り、悲しみを始めとする感情や思考で頭は働きっぱなしです。そのため休養を取って休んだつもりでも、心も身体(からだ)も十分に休むことができません。

瞑想はそんな働きっぱなしの心と身体を上手に休ませる為に、感情・思考から一旦離れてみる方法であり、考える事を一旦やめてしまう方法でもあるのです。

 

. 効果

頭を使って考えることを止めることで心身がリラックスして、さまざまな健康上の効果がでます。

 

例えば、瞑想を続けている多くの人にみられる効果として

・ストレスに強くなる

・不安、あせり等が減り、性格が明るくなる

・冷えが改善されたり、風邪をひきにくくなったりする

・その他内科的な効果

・姿勢が良くなり、肩こり、腰痛なども軽減する

・睡眠時間が少なくて済むようになる

etc.

 

生理学的には、瞑想中は脳幹部の自律神経系の中枢や呼吸中枢の働きにより代謝が

低い状態になる為、心身にかかるエネルギーの圧力が低下してストレスが軽減する

ので上記のような効果がでるのだろうと言われています。

また、瞑想が深まるとβ―エンドルフィンなどの脳内麻薬が分泌されさらなる効果

  をうんでいると考えられています。

 

. 瞑想法の種類

一般的に知られている瞑想法としては、

ヴィパッサナー瞑想(ブッダの瞑想法)、禅系瞑想、超越瞑想(TM瞑想)、ヨガ系瞑想、気功系瞑想、スピリチュアル系瞑想、etc… 最近ではマインドフルネス瞑想が話題になっています。

 

大きく分けて意識を集中する瞑想法と集中せずに意識の状態を観察するだけの瞑想法があります。

ほとんどは意識を集中するタイプですが、意識を集中する瞑想法には自分でイメージ(光の玉、神仏のお姿、心地よい風景など)を作り出しそれに集中する方法、またイメージを使わず呼吸やマントラ(真言)・アファーメイション(肯定的宣言)といった言葉などに集中する方法などがあります。

 

瞑想法は無数にあり、それぞれに目的や理論や背景がありますが、心身の健康の為と限定して考えた場合、優劣は無いと考えてください。

 

 

. プチ瞑想

どこででも、いつでもできるプチ瞑想をやってみましょう。

椅子に座ってやってみます。

固めの椅子が良いでしょう。(ソファーは身体が沈み込むのでお薦めしません)

 

両足を床に付けつけて浅めに座ります。

 

手は手印(チンムドラーを使います)を結びます・親指と人差し指をくっつけ残りの3本

を伸ばし、ひざか太ももの上に置きます(手のひらは上向きでも下向きでも可)

肘も力を抜いて軽く曲がった状態です。

 

眼は閉じるか半眼(薄目を開けた状態)に

 

開始の宣言  心の中で、「瞑想」 or 「瞑想を始めます」と唱えます。

 

瞑想します  数息観(すそくかん)・・・呼吸に意識を集中、呼吸を「ひとーつ」「ふたーつ」と10まで数え、また「ひとーつ」に戻り繰り返します。

(呼吸は鼻から吐いて鼻から吸う、鼻鼻呼吸を使います。)

 

ただひたすら集中して呼吸を数えます。途中で集中が途切れていくつまで数えたかわからなくなったら、また「ひとーつ」から始めます。

3分~5分(時間がなければ1分でも)

 

終了の宣言  心の中で「瞑想終わり」と唱えます。

手を10回くらいこすりあわせ、顔、頭をさすり日常の感覚に戻ります。

 

とにかくやってみましょう。

今回はメルマガということでプチ瞑想のみのご紹介となりましたが、興味のある方はその他の瞑想にも取り組んでいただけたら良いと思います。

 

心と身体(からだ)を効率的に一休みさせる瞑想で、あなたの健康力が働きます。

 瞑想の効果をお楽しみください。

(ただし結果を求めないことが、効果をだすコツです。)

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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